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パソコン通信を行う場合必ずパソコン通信サービス会社に加入する必要がある。パソコン通信センターを選択する条件としては、接続料金(従量課金制/固定課金制等がある)/アクセスポイント(周辺にあるか)/提供情報等を考慮して決定する必要がある。パソコン通信サービス会社としては、NIFTY−serve、PC−VAN、People等がある。

代表的な商用パソコン通信センタの一覧を表2.2.4に示す。

 

2.2.5 利用者側から見た自営・商用パソコンサービスの比較

利用者側から見た自営・商用パソコン通信に比較を表2.2.5に示す。

利用者側から見て問題となるのは、使い勝手および提供される情報量である。自営パソコン通信ではホストの機能が弱いため、操作する為の通信ソフトウェアもキャラクタベースのソフトウェアとなり、商用パソコンホストから無料で提供されるグラフィカルユーザインタフェースを持った通信ソフトウェアにはとても及ばない。また環境設定においてもある程度の知識が必要となり環境設置等も困難が伴う。提供される情報量も、自営パソコン通信は情報量が限られており、商用パソコン通信の情報量には遠く及ばない。通話料金面でも自営ホストは、ホストが1ヶ所であるためホスト設置場所より遠い利用者ほど費用がかかる事になる。

 

表2.2.5 利用者側から見た自営・商用パソコンサービスの比較

 

 

 

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